2015/11/05  12:00

生誕130年 〜愛に生きた歌人〜柳原白蓮の生涯展

西武池袋本店

■開催期間:11月6日(金)〜16日(月) ■開催場所:別館2階=西武ギャラリー

生誕130年 〜愛に生きた歌人〜柳原白蓮の生涯展

初公開資料100余点を貴重展示。今明かされる白蓮激動の人生。

白蓮

柳原白蓮 やなぎわらびゃくれん

歌人。大正三美人の一人。1885年(明治18年)、東京に生まれる。
父は「柳原前光伯爵」、実母は奥津りょう、その父は元幕府外国奉行、新見豊前守正興、公武の血を引き誕生した。
父の妹「柳原愛子」は大正天皇の生母、柳原白蓮は大正天皇の従妹に当たる。

家族とすごした豊島の地で開催

大正三美人の一人で、歌人として、また、晩年は平和活動にも尽力した柳原白蓮(本名:宮崎燁子)の生誕130年にあたり、ゆかりの資料や作品を集めた展覧会を、白蓮が夫、龍介と暮らした地、豊島区の西武池袋本店で開催いたします。


初公開資料100余点も含む貴重な資料を展示


本展は、白蓮の娘である宮崎蕗苳氏、孫の宮崎黄石氏の監修によるもので、初公開の貴重な資料も数多く展示されます。朝日新聞に発表した「絶縁状」の下書きや白蓮の貴重な肉声も公開。旧伊藤伝右衛門邸の部屋の一部も再現展示いたします。

右画像)村岡花子との友情を綴った花子のノート
写真提供 赤毛のアン記念館・村岡花子文庫

村岡花子ノート


波乱に満ちた生涯を全十三章で構成

柳原白蓮は華族で大正天皇の従妹として生まれ、その後九州の炭鉱王へ嫁ぎましたが、九州での結婚生活が、あまりにも冷ややかであったことから、彼女自身が自我に目覚め、7歳年下の大学生と知り合い、恋へと発展。絶縁状を新聞紙上に公開し、出奔しました。
本展では、白蓮の明治、大正、昭和と過ごした、波乱に満ちたその生涯を、その時々に詠んだ和歌とともに全十三章でご紹介いたします。


会場構成・展示内容


■第一章 “柳原白蓮”とは
白蓮の幼少時代から伯爵家に生まれて、 宮崎龍介との出会い、歌人として、平和運動 家無くなるまでを資料、写真と共に紹介する。

■第二章 “公家華族に生まれて”
燁子は柳原伯爵家の次女として生まれた。白蓮が育った柳原家に関わる人たちを作品と当時の白蓮の気持ちを表した“うた”を紹介。

■第三章 “はじめての結婚・・・離婚”
北小路子爵の長男「資武」との結婚は暴力と愛のない孤独の日々を過ごす。結婚から5 年、離婚。当時の悲痛をうたった短歌、手紙等紹介。

■第四章 “東洋英和女学校での出会い”
東洋英和に女学校に編入し、「腹心の友」となる村岡花子と出会う。佐佐木綱信の「竹柏園歌会」に入会し、門下の長谷川時雨や九条武子らと親交を深める。平和で楽しく過ごした三年間を綴った短歌や手記花子との書簡や資料を展示。

■第五章 “炭鉱王 伊藤伝右衛門との再婚・・・「筑紫の女王」”
九州の炭鉱王「伊藤伝右衛門」と不本意ながらの再婚。複雑な家庭環境、伝右衛門の女性関係など孤独でつらい日々を過ごす。ここでは彼女が愛用していた品々を紹介。

■第六章 歌人 白蓮の誕生
冷ややかな生活の中、悲愁を詠んだ歌を、 一冊の本「踏絵」を出版する。 この頃から「白蓮」の雅号を付けることになる。
「踏絵」や「幻の華」、「凡帳のかげ」をはじめ、「筑紫の女王」の資料を紹介する。

■第七章 白蓮事件
白蓮は社会運動家の「宮崎隆介」と運命的な 出会いをする。九州と東京で手紙をやり取り、道ならぬ恋は命がけで白蓮は駆け落ちを図る。そして、絶縁状を新聞の紙上に発表し、世間に衝撃を不えた。龍介との出会いから手紙のやり取り、絶縁状を送る経緯などを、世間を揺れ動かした事件裏側を紹介する。

■第八章 宮崎龍介との結婚
貧しいながらでも、はじめて幸せな家庭を築いた白蓮の心中を詠んだ歌をはじめ、自叙伝的小説「荊棘の実」の中の一節を交え紹介する。

■第九章 宮崎家にまつわる人々
宮崎家の養父、滔天や夫、龍介の活動は、中国の「孫文」、「蒋介石」との交流を深める共に、平和運動活動でした。
白蓮も次第に参加していった。 ここで滔天、龍介が「孫文」等と交わした資料も合わせて紹介する。

■第十章 歌人 柳原白蓮
生活が苦しい中、白蓮はうたで生活費稼ぐようになり、宮崎家を盛り立てていき、多くの作品を世に出している。ここでは、当時の心境を詠った歌や、夫、龍介と暮らした地、豊島区の居間を再現する。

■第十一章 平和運動へ
長男、香織の戦死。子供の死の悲しみと平和を訴える気持ちを語った事をきっかけに、「悲母の会」を結成し、熱心な平和運動家として支部設立のため全国を行脚する。

■第十二章 中国との交流
夫、龍介と白蓮は中国の「孫文」、「蒋介石」との交流を深める共に、平和のために中国との交流を深めていく。

■第十三章 “晩年 安らかな暮らし”
悲母の会は外国とも連携して「国際悲母の会」となり、さらに世界連邦運動婦人部へ発展させた。
ここでは、平和運動の活動をはじめ、白蓮の晩年の家族との安らかな暮らしの中で詠った歌や小説と資料を紹介する。

■終章 “白蓮の辞世の歌”
最後の章として、会場出口に付近に辞世の歌を展示。

期間限定“白蓮展記念特別ショップ”
白蓮関連書籍・グッズなどをお求めいただける期間限定ショップも併設いたします。